福岡大学理学部同窓会

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オープンキャンパス2018が開催されました

8月4日、福岡大学を見て・知って・体験できる、年に一度のオープンキャンパスが開催されました。主に高校生に向けてキャンパスを開放し、模擬講義や公開実験、参加型の体験イベントなどを実施しました。各学部学科の講義や部活動・サークル活動、キャンパスでの雰囲気を肌で感じられ、本学での大学生活を実際に体験できる日です。

理学部では各学科に分かれて、学部/学科説明会や模擬実験を開催。

◯応用数学科では三角形の作図や先生によるミニ講義、また4年間の流れや教職課程について紹介がありました。社会数理・情報インスティテュートでは人工知能の基礎のプログラム体験やコースの説明、先輩方の勉強紹介が行われたほか、学生による相談ルームが開設されました。

物理科学科では物理科学の世界を体験することができる「強力磁石実験」や「迷路探索ロボット」など様々な公開実験や、屋外では物理科学を体験しながら今日の思い出を残せるピンホールカメラでの写真撮影を行いました。また理学部棟や実験室を見学できるガイドツアーを開催し、普段は見られない実験装置を見学できる貴重な時間となりました。

化学科及びナノサイエンス・インスティテュートでは各研究室ごとに体験型の化学実験を開催。持ち運べる水を実際に作ったり、染色体を観察したり、自分だけの「ケミカルガーデン」を作ったりと、化学を楽しく体験できる実験を準備しました。また、一昨年から活動を始めて大注目となっているコーヒーラボ(“コーヒーで化学する”ラボ)も大盛況でした。

地球圏科学科では地球科学分野、地球物理学分野、生物科学分野に分かれて行われました。地球科学分野では顕微鏡で有孔虫の観察や、腕足類の化石、骨格標本の展示会が行われました。生物科学分野では細胞からDNAを取り出す実験や、遺伝子操作したアフリカツメガエルやチョウチョの展示会が行われました。参加した高校生は、普段なかなか見ることのできない化石や動物たちに目をキラキラ輝かせていました。

 

初めは緊張していた高校生も、大学生と楽しく話しながら実験をしていくうちに、徐々に生き生きとした表情に変わっていきました。オープンキャンパスに参加した高校生は「今までよくわかっていなかった、想像できなかった大学生活や実験の様子がよくわかった。大学生から直接聞くことができて参加して本当によかった。」と、充実したオープンキャンパスの感想を話してくれました。このオープンキャンパスが、参加した高校生にとって、それぞれの将来を考えるきっかけになるといいですね。

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